今、私の周りに、
片思いの女性に行動を起こすことで、
今の関係が終わってしまうんじゃないか?という不安から、
「傷つきたくない」と思って、
行動できないでいる男性がいます。
とても繊細な男性ですね。
だけど、私からすると、
随分と臆病な男性だと見えています。
とても裕福な家庭で育ってるのに。
誰でも「傷つきたくない」と思うことあると思います。
今回は「傷つきたくない」という気持ちの奥底を、私なりに探ってみました。
「傷つきたくない」って、既に相手に傷つけられるのが、
前提のような気がする。
それって、最初から相手を信用してないってことをその男性は気づいてないみたい。
そもそも、信用してない女性が好きだなんて、ちょっと私には信じられない。
傷つきたくなくて、
その相手の女性と距離をとったり、
近づいたり、突き放したりして、
試したりしてる模様。
まずは、好きな相手を試す行為自体が、誠実じゃないよね?
てか、失礼だよ
私だったら、小細工してくるような男性に好意は持てないな。
失礼な男もごめんだ。
それに、「傷つきたくない」って、よく考えると、"損得勘定"なんだよね。
傷つくとは、
自分が損をすることでもあるし、
負けることでもある気がするから。
「傷つきたくない」なんて、
悲劇のヒロインみたいなイメージだけど、実は"損得勘定"してるってことは、
私が考えるには、その男性は、
ガッツリと「男性性たっぷり」の人なんだと思う。
「傷つきたくない」って思考は、
もしも相手とうまく行かなくなった時、
自分が先に傷つくことを恐れて、
自分が先に損をしたくなくて、
自分が先に負けたくなくて、
真っ先に自分から相手を傷つけに行くんじゃないかな?
「傷つきたくない」って、
一見自己防衛なんだけど、
実は「攻撃」の裏返しなんじゃないかな?
なんでこんなことを書くかというと、
先に自分が傷つくのが怖くて、
相手を傷つけることを、
先に言った経験が、
若い頃の、過去の私にあるから‥
そんなことしたから、当然お別れしました。
「傷つきたくない」という行動は、結局自分を傷つけちゃったんだよね‥
まぁ、好きな相手に傷つけられるなんて発想があるなら、もうその時点で終わってたんだよ。
傷つけられる=信用していない
傷つきたくない=損得勘定、自己防衛(攻撃になる場合も)
そんなの、好きと言えるのかな??
それに、傷つくって、悲しいよね?
悲しいとは女性性。
悲しい思いをしたくないってことは、実は女性性を排除してるんだよ。
男なのに、
女に振られて悲しいなんて、カッコ悪いとかね。
こんな考え自体が、女性性の軽視なんだよ。
心の中の女性性が悲しんでいたら、
心の中の男性性が励まして、笑顔にさせるんだよ。
性別が男でも女でも、
それぞれの性別が、
それぞれの心の中で
女性性を男性性が笑顔にするんだよ。
それができると、
現実の男性が現実の女性を励まし、笑顔にできるんだよ。
自分の心でリハーサルして、
現実でそれを披露するんだよ。
「嫌われたくない」
と思う男性は、
悲しみを感じたくないからじゃない?
そして、女性の悲しい顔が異常に苦手じゃない?
想像だけど‥
女性の悲しい顔は、
見たくない。
近づきたくない。
そんな感じ。
そうやって、これまで、
悲しむ女性を排除してきてない??
つまりは逃げてきた‥
女性の悲しい顔から逃げたのは、
自分が女性を笑顔にできなかったからじゃないの??
本当は笑顔にしたかったんじゃないの?
「悲しい」をたくさん経験するから、
「嬉しい」「楽しい」がより鮮明になるし、
人の痛みも分かるようになるんだよ。
「悲しい」は、女性特有の感情じゃない。
男性でも持ってていいんだよ。
だから、「悲しい」から逃げないで。